11月 18日, 2024年

立山連邦 雄山登頂しました

立山連邦 雄山登頂しました

こんにちは。悠々庵の吉田です。

いかがお過ごしでしょうか。


今日の前橋は、朝方から風の音で目が覚めるほどでした。

まるで週末に行った秘湯「みくりが池温泉(山小屋)」と変わらない野生っぷりです。(笑)

 

そう、今週はキリマンジャロ以来、11カ月ぶりの登山に行ってきました。

朝5時に車で出発→扇沢駅から電気バスで黒部ダムへ→黒部ダムからケーブルカーで黒部平まで→今度はロープウェイで大観峰へ→ここから11月30日で終了する日本最後のトロリーバス

(来年からは電気バスになるそうです)で山小屋のある室堂まで。着いた頃にはちょうどお昼くらいとなりました。

天気予報では雨でしたが、着いたら晴れ間も出てきたので、まずは周辺を散策しました。

 

この日のみくりが池は青が鮮やかで美しく、風もなかったので鏡のようでした。

 

満月だったようで、目覚めたら朝方の月がぼんやり残っていました。

翌日も予報より天候に恵まれたので

みんなで相談し、3003mの立山雄山アタックすることにしました。

天候急変に備えて上下真冬のウエア着用、雨雪対策にテムレス(ワークマンのヒット商品の防水手袋)、チェーンスパイク(靴にはめる滑り防止チェーン)持参でいざ出発。

 

朝の池にはまだ氷が張っていて、モノトーンの世界。音もなく静まり返る朝、とても素敵。

ゆっくり、高度順応させながら登っていきます。お天気は持ちそう、というか暑いくらい。

途中でネックウォーマーや上着をリュックに入れて体温調節しました。

 

低木がだんだんなくなり岩場になり、最後は凍った雪と石と土の道を進んでいくと、やっと三角点につきました。

でも、ここからが怖かった!

 

鎖も何もない凍った石段を、お賽銭を握りしめ数十メートル登って山頂の神社へ。

 

頂上の眺めは素晴らしいけれど、怖くて真ん中にしか居られない。(笑)ビビりながらの参拝。この日の安全だけを祈りました。

下りは滑るので、チェーンスパイクを装着して、神様のおかげで安全に下山できました。

 

今回の山練は、お天気にも恵まれて「これで雷鳥さんに会えたら、ほんとに言うことないよね」

なんておしゃべりしながら駅に向かっていると、なにやらカメラを構えている人達がいるではありませんか。

いました!真っ白の冬の羽に生え変わった雷鳥さん。ぜんぜん逃げずに何かをついばんだり、トコトコ歩いたりしています。

寒いところで暮らしているからなのか

脚の部分にびっしり毛が覆っていて可愛らしかったです。

 

今年もあっという間にあと40日余りとなりました。はやいものです。

皆様も、せわしない年末を前に、お体に気を付けてお過ごしくださいませ。